テコンドーの競技

テコンドーの競技には、トゥル(型)、マッソギ(組手)、パワーブレイキング(威力)、スペシャルテクニック(特技)の4つがあります。

競技の全てはポイント制で勝敗を決します。
また各競技には3人、または5人1チームによる団体戦の競技もございます。

トゥル(型)

トゥル(型)はテコンドーの根幹をなすものとして、最も重視されています。24種類のトゥルの中にはテコンドーの基本動作が全て組み込まれています。実際の攻防を想定して一連の流れのある動きを構成しています。トゥルの部は級・段ごとにクラスが分かれ試合が行われます。

マッソギ(組手)

マッソギでは体重別にクラスをわけて競技が行われます。
マッソギの競技は、急所の2センチ以内に攻撃を決めるライトコンタクトによるポイント制が用いられています。これは、テコンドーのマッソギ競技の目的が相手を倒すことではなく、より正確な技を競うことにあるからです。

パワーブレイキング(威力)

パワーブレイキング競技は、手技による試割り、足技による試割りがあり、より多くの枚数を割った者が勝者となります。手技、そして足技と、総合的な威力を競う競技として用いられています。

スペシャルテクニック(特技)

スペシャルテクニックは、ティミョ・ノピチャギ(跳び高蹴り)、ティミョ・ノモチャギ(跳び横蹴り)、ティミョ・トルリョチャギ(跳び回し蹴り)、ティミョ・パンデトルリョチャギ(跳び後ろ回し蹴り)などの跳んでの蹴り技にて試割りを行います。

国内では、主にティミョ・ノピチャギ、ティミョ・パンデトルリョチャギにて競技を実施しており、より高くの板を割った者が勝者となります。

スペシャルテクニックは、テコンドーの醍醐味である跳び蹴りを極限まで高めた競技であり、スペシャルテクニックの名に恥じない高度な競技です。

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